• 伝統工法を生かす 靜水舎一級建築士事務所のページ
    1. 奈良の正倉院は外側は檜の校倉造り(雨の侵入を防ぎ、風が通る構造)だ。なかにはご存知の通り、宝物が保管されている。その宝物を保存する唐櫃(長持)は杉で作られていた。調査で唐櫃を開けた時、宝物の一つ銅鏡が曇らず綺麗なままだったそうだ。2000年過ぎて、ここ100年の大気の汚染はかなり進んでいるはずなのに、唐櫃の中の空気は清浄だったそうだ。これは正に杉の唐櫃が汚染された空気を浄化していたと考えられる。ここから京都大学の杉の研究がスタートした。杉は凄いのだ!!

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です