北軽井沢のワークショップに足しげく通ううちに、中山道沿いの安中にある武家屋敷の長屋の茅葺屋根の上に咲く、カンゾウやアヤメの花に魅入られ、草津街道沿いの湯窪部落の茅葺屋根の上の五葉松にほれ込み、どうしても草の生える屋根が作りたくなった。地元に生えている野芝を剥がして貼り付けた。作ってからもう10年以上たっているが雨漏りはゼロ。屋根の上にはセンブリ、ワレモコウ、カラマツソウ、ウツボグサ、ノギラン、あまり歓迎しないルドベキア、クローバーなどがたくさん咲いている。ちょっとだけ手を加えたのは芝桜と一初を少しだけ植えたくらいかな?あとはみんな鹿、野兎、鳥たちの落とし物から生えてきたようだ。