三重の三浦さんから杉の箱の材料が届いた。正確には底板がないので箱と言えないかもしれない。材料は杉板390×300×厚み20ミリの一枚板が4枚、木ねじ35ミリ長さで12個だけ。早速ドライバーで卍方式に組み立てた。木裏(木の芯に近い方)を表にした。板は木裏の方に膨らんで木表の方に反る。だからこの箱は大げさに言うと四方に膨らんだ約400角、奥行300の箱になった!杉板は一枚板で矧いでもいないし、集成材にもなっていない。つまり、無垢板。しかも、さすがなことに天然乾燥材だ。すごくいい匂い。この匂いに価値がある。多少の歪みなんかどうでも良い。なんでも、ビシッとまっすぐでツルツルが流行りのようだか、クソクラエだ!この木の暖かさ、優しさ、それにこの香り!本当に生きていく上で人に必要な杉。素晴らしいものだと思う。杉は凄い!!