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ワークショップ・見学会 活動内容

2006年11月26日(日)

日本有機農業研究会の林農園見学会のレポート のご報告

  総武本線佐倉駅より、バスで20分ほどのところにある林農園WSは、天候に恵まれ風ひとつなく穏やかな一日でした。

  午前中は種の自家採取に積極的にとりくんでいる林先生の説明を受けながら、母屋を中心にキウイ棚、柿、栗の木、にわとり 小屋などを回りながら晩秋の農家の庭先に懐かしさが込み上げてくる風情でした。

     
太陽光発電の屋根    

  以前冷蔵庫として使用していたという小屋は、今は「むろ」として使われ、室内にはサトイモ、サツマイモ、ショウガなどの入ったコンテナが積まれ、14℃に保ち貯蔵されています。
貯蔵する温度は低いと霜焼けを起こし、不適切とのこと。ショウガも新聞紙に包み常温保存だそうです。逆にジャガイモは、5℃の低温保存で芽が出ないように保存するそうです。

庭と地続きになっている畑には、順次収穫される冬野菜達が整理整頓され、行儀良く植えられていました。作物の年間計画を立てて常に収穫の途切れることのない作業は、大変なことだと思います。

 
あずき畑                  醤油ともろみ

 林農園の堆肥つくりは、無農薬有機栽培による米ぬか、野菜残渣など植物主体です。
動物性堆肥は使い続けることによって、肥料過多に陥りやすく、土壌病原菌が発生しやすくなるそうです。葉の色が濃い緑色をしている野菜は、いかにも栄養がありそうですが、実はアクが強いためだそうで本来の野菜の色は黄緑色をしているそうです。

 午後からは立ち枯れの小豆の枝を、根元から刈り取る作業を手伝いました。
畑で成っているときの小豆の色があんなに真紅だったとは!
また「つる首カボチャ」という初めて耳にした野菜も食したり、有意義な一日でした。
林ご夫妻の温かい人柄に触れ、生産者の顔の見える野菜を食べられることの大切さを学びました。林農園の野菜は、ヤムヤムで注文できます。

  

   

   

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