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ワークショップ・見学会 活動内容

2006年11月29日(水)

特別授業 のご報告

雨水利用とその設備
(雨水利用のビオトープ、自然エネルギー利用事例紹介)
 

講師  神谷 博
 (株)設計計画水系デザイン室 
  代表取締役社長

人間の体の80%は、水分である。動物・植物にとって、水分は生きていく上で、必要不可欠なもの。
その大切な水を、「雨」から集め→溜め→戻すという、循環システムの構築、技術及び事例紹介。

ポリシーとも言える「雨の建築学」について説明。樹木が、枝葉を広げて雨を集め(集水)→足元に溜めている(保つ)。溜めた水が多くなると流し(オーバーフローのように)、少なくなるとくみ上げている。樹木が生き物としてコンデンサーの役割を果たし、コントロールをしている。この「樹幹流」のシステムを、取り込み、雨水も借りて(降る雨を受けて)、人や動物・植物(水質を整える事例あり)が工夫をして使い分け、恩恵を受けてから、また自然の中に返すという、循環が大切である。

都市では、建築と敷地で70%を占めている。建築が融水点となりコントロールできる。一人一人が、環境を学習し、特性を知り、水循環を考え、取り入れ、水を汚さない努力が必要である。

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