2008年5月25日(日曜日)
第1回気象学講座 10:00〜16:00 飯田市伊賀良公民館 講師 近藤純正先生
東京での講座内容と少し変えて、伊那谷の気候についての講座をして下さいました。
気候変化と暮らし―歴史史料に学ぶ(東京の講座と同じ省略)
放射冷却の講義は、細かい数字や難解なことばが続き一番理解しづらく、参加した方達も四苦八苦だった。
1930〜1970年 60〜100日
2000年代 25〜45日 飯田の霧発生日数が減少している。
確かに以前柿が赤くなるころ、毎朝10時ころまで霧がでていたような気がするが最近霧が深いと感じる日がなくなっている。 要因は、開発によって宅地化したり、田んぼが無くなったり、道路の舗装等により水蒸気の蒸発が減少しているからである。
飯田市は環境首都コンテストで全国3位になっているが、一般市民はなかなか環境のことに関心がなく、今回の参加者も環境のことに携わっているかたが参加しました。
遠く長野市から気象協会の長野支店の方、気象予報士の方が参加してくれました。
参加者の感想
・難しい内容だったが、こういう難しいことを勉強することで自分なりに理解しようと努力をすることができて、良い経験ができました。
・温暖化や異常気象は、何となく知っているが本当の基礎がわからないので、気象学の講座に参加してよかったです。
講座終了後は、有志で近藤先生を囲んで懇親会を開催し、講座の続きで気象学の話で盛り上がりました。
次回6月22日の第2回気象学講座を開催します。
内容