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ワークショップ・見学会 活動内容

2004.10.24

『大庭園草工房見学会』

緑の家学校のサマーコースでお世話になった川口先生がオーナーをされている草工房の見学と2班に分かれての園路作りのお手伝いと寄せ植え作りを行いました。

たわわに実る柿の木の一角にある草工房の中に入ると、綺麗に刈り込まれた芝生の上にガーデンテーブルや小さな休憩小屋、温室などがあり心地よい空間をつくっています。
参加メンバー総勢16名は、草工房オーナーである川口先生のご案内のもと、敷地内の見学をしました。
講義のときにスライドで見せて頂いていた、池や流れ、枕木や屋根瓦を埋め込んで作った園路などは、実際に見るととても味わい深く、規格品では決して出すことができない落ち着いた雰囲気を醸し出していました。そして、頑丈すぎない・リサイクルできること・素材はいたるところにある、といったエコの考えを十分理解することができたと思います。
各自がこれから自分の庭をつくることになった時などのアイデアとしてもとても参考になったのではないか、と思いました。
植栽も母屋の南側は、綺麗に刈り込まれ、逆に裏側や妻側の方は、自然樹形を生かした配置になっており、場所に応じた作りでとても落ち着く感じがしました。

見学がひと通り終わると、二班に分かれての作業に移りました。

園路は、作業用の軽トラックなどが通行するので、一般的にはコンクリートの通路にすることが多いのですが、ここではエコガーデンの考えから、簡単に取替えができ、かつ必要な強度を保つ為に、枕木とその間にレンガやブロック、瓦などを埋め込んで所定の幅を確保して通路とします。

今回は枕木の間の埋め込み作業をお手伝いしました。作業手順は、砂で下地をつくり、レンガや瓦をゴムハンマーで埋め込み、目地砂を入れていくというものです。メンバーは、それぞれ担当ブロックを決め、思い思いのセンスでレンガなどを埋め込んでいきました。
埋め込み作業が終わると、表面に水を充分まき、目地砂を締め固めました。その後、目地砂が乾いたら仕上げとして珪砂をまくのですが、そこまでの時間が取れませんしたが、完成した頃にでも、また見に行きたいものですね。

 

寄せ植え作りは、草工房で販売している植木鉢と草花の苗木のなかから、各自が選び出し、川口先生と店員の方のアドバイスを受けながら作りました。
まずは、鉢選びから参加者はかなり迷っていました。先生と店員の方のアドバイスをもらうと、納得しながらもまた悩んで迷って、それでも楽しみながら仕上げました。
和風・洋風、シンプル・にぎやかなど参加者それぞれの個性が現れていて面白かったです。

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