4月9日(土)
講師: 勝野武彦 日本大学
生物資源科 植物自然科学科 教授
演題: 市民ビオトープ
2005年度緑の家学校の開講記念基調講演会として、4月9日に日本大学生物資源科学部の勝野先生を講師に迎え、「緑のネットワークとビオトープづくり」をテーマとして講演が行われました。
都市の緑の重要性や緑地管理の考え方、種の多様性や植物と生物の関係について、ドイツの開発事例のスライド写真などを見せてもらいながら、説明をうけました。
その中で、印象に残ったことは、エネルギーを使わない(減らす)ために魅力のある緑地が身近に必要である、ということでした。外に出れば、家のなかで電気などのエネルギーを使わなくてすむということです。また、遠くにあれば、そこに行くために別のエネルギーを使うことになってしまいます。そのようなただ、単純に緑が大事というのでなく、エネルギー問題などを絡めた話を聞くと、今までとは違った視点や考えを感じるこができ、とても有意義な講演でした。
今回の講演は、私たちが緑の家学校で学ぼうとしていることにぴったりの内容であったと思います。