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ワークショップ・見学会 活動内容

2005年10月29日(土)

草工房 見学とワークショップのご報告

湘南、藤沢市内、都市開発の進むベッドタウンのなかにある広々と緑豊かな一角
が緑の家学校の講師もしておられる川口豊先生の大庭園草工房です。

朝10時集合、参加者は緑の家学校の生徒の他、一般参加の方々も含め約20人、始めに川口先生のエコガーデンを目指す草工房の取り組み等の説明を伺い、そのあと川口先生のご自宅と園内とナーサリーを見学しました。

印象深かったのは地面に穴を堀り、土で固め、井戸水を取り込んで凝固材を入れかき回して、池の底を安定させ、水のたまるのを根気よく待つという工法で造られたいくつもの池です。
ちょっとした水溜りではありましたがコンクリート固めのジャングルの中に生活する私には心温まる思いの水辺でした。

昼は各自持ち寄った弁当を思い思いの場所で食したり、近所のレストランに足を伸ばすなどして過ごしました。

午後の部は、バスケット寄せ植え作りと、園内の一角に煉瓦や植木鉢の廃材、建築で使われた木材等を利用した園路作りの作業を2班に分かれて行いました。

寄せ植え作りの球根

リサイクル建材の園路づくり

園路作りはまず50cm四方に角材で型どりされ木枠の中に各自が思い思いのアイデアで壊れた植木鉢や瓦の欠片あるいは木材を寄せ集め、入れ込み、砂で隙間を固め、たたいて完成するというものです。限られた範囲内に独自の想像力を発揮し、出来上がってみると思いのほか「できた!」の達成感がこみ上げてきてなかなか楽しい作業でした。

バスケット寄せ植えは園内で販売されている豊富なコンテナーと植物を思い思いに選び、 棕櫚皮と水蘚で周囲を固定し、赤玉土、バーミキュライトやビートモスなどを混ぜた土を入れ、春になると顔を除かせるようムスカリなど3種のかわいい球根植物を網の間においてから、4−5種の植物を植えつける作業を行いました。
土の種類についてそれぞれの性質と役割と効能などを専門的にしかも素人でもわかりやすく説明してくださるなど、さすがに緑の家学校のワークショップでした。

3匹いる猫ちゃんたちが人懐こく作業を邪魔してくれたりでゆとりと癒しの楽しいハプニングでした。4時に現地で解散、各自それぞれ作った寄せ植えを持って、ニコニコお別れいたしました。

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