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北軽井沢プロジェクトのワークショップ 活動内容

2004年5月1〜5日 第一回ワークショップのご報告

ゴールデンウィーク中の5月1日〜5日までの長丁場、入れ替わり立ち代わり多くの方の参加を頂きました。合計で15人くらいの参加だったかと思います。参加してくださった皆様、お疲れさまでした。

 

 


◆1日目(5月1日)

 初日参加者は、計5名、関越のサービスエリアで落ち合い、藤岡ICで降り、壁土用に使う荒木田土を藤岡市の土砂販売の業者さんにて購入。3台のクルマに積めるだけ積んで17体。1体20kg入りで200円。これはかなり安いとのこと。ちなみに1.5立米分というとおよそ1.5t〜2tなんで100体近くになります。

 それから、高崎辺りを抜け、倉渕村を通り、峠道を走らせます。この道がすごく美しい(らしい)。筆者は深い眠りに...この道は高崎方面から抜ける裏道で、景色もいいのでお勧めのルート(らしい)です。ゆらり揺られて、15時過ぎに現地到着。

 お昼の弁当を買い湧き水を汲み、現場へ。なんだかんだで16時過ぎ。という訳で、この日の作業は、明日からの作業の準備として、資材や道具の配置ということで終わりました。

 晩は、地蔵川温泉に入り、その後、定食屋兼居酒屋の「佐助」にて居酒屋モードで夕飯です。


◆1日目(5月2日)

 午前中は寒かったので焚き火の場所づくりから始まる。

  

 作業はシェルターの柱が立つ場所のレベルを測り、レベルに応じて穴の深さを調整し、最後に浅間石を入れて搗き固めるというもの。その作業の合間に、第2陣が到着。一気に人が増え、10人以上に。分担して調理し皆で昼食。

午後の作業は、午前の続き。

 晩は、宿泊先の庭で山菜天ぷらなどを調理。

 

 


◆1日目(5月3日)

 この日の作業は、シェルター用の柱の運び出しと塗り壁用にワラと混ぜてしばらく寝かせる土の置き場兼資材置き場づくり。

 まずは、現場の隅に積まれた丸太から使えそうなものを選び出し、それをシェルター設営の場所付近まで運び出す。トータルで39本となるためかなりの作業量だが人数がいるうちでないとできない作業。もう一つの作業は、資材置き場づくり。これも同じく材を運ぶがこちらの材料は太いため、8人一組で運ぶ。



 昼食を挟み、ひとしきり材を運ぶと、参加者の半数くらいが帰路につく。残った参加者でやぐらに組んだ丸太をロープで結び、内部にブルーシートを張りとりあえずの置き場となる。

 

 


◆1日目(5月4日)

 雨のため、午前は「置き場」の屋根掛け。

 昼前から、現場を出発し六合村の赤岩集落を目指す。フィールドワーク。ざくっとした質感の土蔵が何軒もある集落をぞろぞろと歩き回る。その場で採れた土を使った建物はやっぱりなじんでいる。歩いているうちに、地元の方から山菜をいただいた。その方から、見どころの建物を紹介していただく。

←赤岩集落は、土蔵の蔵が建ち並ぶ集落である。その中でもこの湯本家は、住宅として現在も利用されており、木造の3階建てということもあり、建築的な価値の高い建物である

 

 湯本家住宅という建物で、珍しい木造3階建ての建物。居住されている方のご好意で、建物の周りと庭を拝見させていただいた。どこを切り取っても絵になるとても素敵な住まいでした。一つの理想型を感じました。
月最後の日曜日には内部も公開しているとのこと。


パーゴラは、本フィールドワーク参加者が、今後、北軽のワークショップで制作したいというインスピレーションを得たもの→

 


◆1日目(5月5日)

 朝、現場に行くと、前日の雨が「置き場」の屋根に溜まっている。シートをめくって水を出そうとするが、重くて無理。水の重さを感じる。バケツでかき出し、重ねた丸太の上の中程に丸太を1本梁として渡す。これで、勾配をつけて雨を流す。

 他に、現場の空いた場所を耕し、花壇を作る。

 あいにくの雨だが、昼より、北軽井沢のまちを巡る。

 夕方、現場に戻り、撤収。

 

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