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北軽井沢プロジェクトのワークショップ 活動内容

2004年9月18〜20日 第六回ワークショップのご報告

今回は、母家床下用の炭の袋詰め、バイオガスプラントの屋根裏の断熱材の設置、ピザ窯上屋の完成に向けての作業、そして上棟式が行われました。

浅間山の噴火の出来事が重なり、更にワークショップ始まって以来の
総勢29名にも及ぶ参加者が集まり、どうなるかと思いましたが、無事に事故もなく終了いたしました。
上棟式には40名以上の出席者が集まり、日頃お世話になっている方々との交流も深まり、温泉に入り!と、楽しく過ごす事ができました。
ありがとうございました。

軽井沢から浅間山へのルート146がどういう状況なのか、時折、降る粉雪のような灰を気にしながら、もやしっ子の都会人たちが車を走らせ、辿り着いた軽井沢の風景が「灰色化」していることに驚きました。
 
そして、北軽は秋深まる気配をもちつつ、私たちを迎えてくれました。
芝屋根も茂って、落ち着いてきていました。
雑草取りを数名で行い、ビオトープの水位も問題ありません。
毎回、到着するたびに、一周現場を確認して、作業にはいる癖がついてきたようです。


■母家床下用の炭の袋詰め

商店街のお店から集めた食料袋(米・大豆・小麦粉・蕎麦30kg用)に八分目くらい粒状の炭を詰めます。炭の粉が舞ってしまうので、防塵マスクをしっかりして、こぼれないように紙テープで封を閉じました。
母家の工程にあわせ、床下へ敷きこむ予定です。調湿・断熱・空気浄化に役立てる目的です。約130袋つくりました。

■バイオガスプラントの屋根裏の断熱材

「松田のマヨネーズ」さんから現場に定期的に届く、古紙の卵パック(40×60センチ)を七層に重ねて屋根裏の垂木の間にはめ込みました。
芝屋根とコンビでバイオガスプラント小屋の断熱効果をはかります。石鍋夫妻がマルノコで卵パックを適正な大きさにカットし、奈良、原田、高瀬が屋根裏にはめこむ作業でした。

   


■ピザ窯上屋の完成度をもとめての作業

平日参加組の汗と笑いのなか、着々と少しづつ完成へと近づいているピザ窯&上屋です。上棟式での調理に間にあうよう、上野を親方に、作業台の作成など細かい仕事が進みました。
次回はいよいよ、扉をつけます!

 

 

2日間の作業の合間、地元のお弁当・お蕎麦屋さん・温泉を味わい、夜は上棟式の「おでん」をみなさんの協力で準備して、「イノシシ牧場」黒岩さんのご協力で、なんと! 「マツタケおこわ」と「栗おこわ」をこしらえて。。。ピザ窯でお祝い鯛のチャンチャン焼きをして。


■9月19日 上棟式

8月にはRCの地下室だけだった母家がいよいよ建ち上がりました。放物線の梁が次々と7本組み上がるさまは迫力がありました。

 


光建築工房の職方、三浦創建の大工、ワークショップメンバー総勢45名での上棟式は無事とどこおりなく終わりました。多くの人の手でつくられていることを実感したひとときでした。

 

 

■9月20日 緑の家学校 新伝統木構法見学会

三浦棟梁による説明で、柱の中に貫がどうおさまっているか、合成梁の仕組み、Rの梁はどう作られたかなど、わかりやすく伺うことができました。


次回、10月2日、3日はいよいよ土壁塗です。
是非、多くの方の参加をお待ちしております。

 

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