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北軽井沢プロジェクトのワークショップ 活動内容

2005年7月9日〜10日 第12回ワークショップのご報告 

7月9日(土)

 現場に行く前に、来月のワークショップでお世話になる軽井沢町植物園の佐藤先生
を訪ね、打ち合わせをした後、植物園の見学をしました。園内は、想像以上に広く軽
井沢特有の山野草が自然のままにたくさんあり、とても心がやすまるような植物園で
した。

 その後、昼食をとり現場に到着しました。まずは、先月のワークショップで作業を
した畑や壁面緑化の具合のチェックをしました。どちらも、順調に育っていてまずは、
一安心といったところです。

土壌浄化排水路のうえの
壁面緑化も順調に育っています。

花豆の花が一月で
もういくつもついていました。

しかし、それ以上に育っていたのは、なんといっても雑草たちです。雑草とまじって顔をだしている北軽井沢の貴重な植物を慎重にのこしながら、敷地内の草刈りをしました。作業中から雨が降り出したことや、翌日の作業に必要な資材の買出し等もあることから、早めに作業は切り上げとなりました。

 買出しをした後は、温泉につかりゆっくりしました。雨の中の作業であったことから身体がすっかり冷えてしまっていたので、いつも以上に気持ちよく感じられました。


7月10日(日)

 今日は、前日の夜や朝到着したグループが合流し、参加人数が多いのでグループ分けをして作業をしました。

母家の窓枠に槙肌コーキング詰めをする班は、三浦棟梁の指導のもと槙肌を縄に編んで、窓枠に詰めていきました。槙肌を縄にするのがとても難しくみんな悪戦苦闘していました。

槙皮をよってひもにしてよってひもにして、
木製ガラス窓の雨の防水に使います。
難しくて悪戦苦闘です。



槙皮のひもつくり。
大工の三浦さんはなんでも上手につくります。


草刈班は、前日からの引き続きの作業です。大事な草を残すようにしながら、丁寧に作業をしました。すっかり大きくなった草を刈るのは、とても大変な作業だと実感しました。

壁土の切り返し班は、寝かせてあった二つの壁土をひとつにまとめ、混ぜ合わせをしました。土を混ぜるのは、子供達の得意仕事です。今回参加した2家族6人の子供達が、わいわい騒ぎながら、喜んで舟のなかの土をまぜあわせていきます。その横で土を運ぶ大人たちは疲れきっていましたが、子供達の様子をみると疲れもふっとんでしまいました。

キリ藁を入れて子供達が
土壁用のドロを足で混ぜ返します。
足についても気持ちがいい。

バイオガスプラントの卵パック断熱班は、以前に取付けた断熱材の卵パックが落ちてきていたので、それの補修と取付けです。ナイロンひもで卵パックを固定していく作業を行い、引き続き新しく卵パックを取り付けていきました。当初、卵パックを取付けた時は、しっかりはまっていたので、落ちることは、考えませんでしたが、やはり現場は、生き物だと感じました。

  

バイオガスプラントの天井に
断熱用の卵パックをはめこみました

断熱用の卵パックを
調度良い寸法に
切断加工します

 

今日は、天気予報では雨だったのですが、すっかり晴れたおかげで作業も順調に進んだこと、また、テレビの取材があり、作業風景の撮影や昼食をとりながらインタビューを受けたりと、にぎやかな一日となりました。

  

 

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