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北軽井沢プロジェクトのワークショップ 活動内容

2005年8月20日〜21日 第13回ワークショップのご報告

(植物観察ワークショップ)植物photoページへ→


夕立の後大きな東の空に虹が架かりました。


8月20日(土)

軽井沢駅に集合。

軽井沢町植物園にて、佐藤先生より植物園設立の経緯、軽井沢で見られなくなった植物の話などを分かりやすく説明していただいた。

90歳を過ぎているとは思えないほどお元気で、力のこもったお話。今では別荘地として開発が進んでしまったこの土地も、以前は一面たんぼだった。

農家の子どもたちが学校への道すがら、庭先や道端の小花を摘んでは教室に花を添えていたような時代はそれほど昔のことではないのに、少し寂しい気がした。

佐藤先生の後に続いて、植物園内を散策。見たこともない花の形や、聞いたことのない花の名前ばかり。それぞれ好みはあるけれど、どれもみんなきれいでした。

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佐藤先生
90を越えても植物と一緒で
元気はつらつ

小雨が降り出し、「緑の家学校の母家」へ移動。家の中を軽く掃除をして、アドベのレンガづくり。粘土が固くてとても手でこねられない。機械を使おうかと相談していると、初参加のMさんが「足でやったら?」とひと言。Tさんの長靴が役に立ちました。

こねた粘土を、wさんとTさんがつくった木枠につめて、レンガづくりはここまで。あとは適度に乾くまで乾燥させる。

半出来温泉で汗を流し、Raspberryで夕食。次回はどこで夕食を食べようかな。

母家の壁面緑化の
ハナマメに綺麗な花が
咲いています


8月21日(日)

浅間山を背景に、キャベツ畑がなだらかに続く気持ちのよい道をドライブして湯の丸へ。でもお天気はますます怪しくなる雰囲気。


池ノ平湿原岩場
自然に出来た庭のような景色

 

登山口の駐車場で予定を変更して、池の平湿原の植物観察をすることに。一同、バスに乗って湿原入り口へ移動。

その後はゆっくりと木道を歩きながら、嶋村先生に花の名前をひとつひとつ教わる。

花の見方も人それぞれ。「これ、食べれるの?」と聞く人、「名前の意味は?」と聞く人、さまざまで面白い。ここでは湿原のお花畑と、自然のロックガーデンを見ることができ、自然が創造するものはすべて美しいと、改めて感じました。
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池の平湿原
霧がかかって幻想的な湿原地に
マツムシソウ、アキノキリンソウ、ノアザミ、
ヤマハハコが群生しています。

 

この日も散策が終ると雨が降り出し、冷えた体を温めるためにコーヒーショップに入る。

軽井沢の植生から、日本の民族の歴史まで話題は尽きないが、東京組の電車の時間が迫ってきたので、名残惜しんで解散。東京組は一路、熱帯地域の東京へと向かいました。。。


池の平高原集合写真

 

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