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北軽井沢プロジェクトのワークショップ 活動内容

2006年7月28日〜30日 ワークショップのご報告

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1日目(7月28日)

群馬県藤岡市のとなりにある吉井町(で作っている薬草園(約100坪)の草刈を済ませてから、北軽井沢方面を目指した。

途中、安中で芝棟の武家長屋に立ち寄る。全長50mはある長い土壁の建物の上にヤブカンゾウが風に揺れていた。圧巻である!

古い武家屋敷がいくつか残る町並みの中で、緑に囲まれた広い敷地の中に、イギリス南部の田舎にあるような形の大谷石作りの教会とその塔を発見。とてもよく保存されている。

 

更に旧中仙道を進み、坂本宿に入る。両側に濠があるゆるい勾配のまっすぐなメインストリートの両脇に、屋号を掲げたかっての宿屋がたくさん並んでいた。建物の入り口には流れを渡る石橋がかけられ、静かなたたずまいである。

 

阪本宿が途切れると、急勾配の上り坂となる。次々とカーブを進むと突然レンガのアーチが現れた。横川から軽井沢間を走っていたアプト式で有名な旧国鉄の鉄道橋である。
120年ぐらい昔にイギリス人技師によって作られたレンガ積の巨大な橋である。はるか下の緑の中を流れる沢から吹き上る冷風が実に心地よかった。

 

 軽井沢についてから、塩沢湖の先にある「軽井沢植物園」に夏の花を見に訪ねる。
ここはこの地域の自然な植生をみることが出来るユニークな植物園である。

  

佐藤名誉園長さんもにこやかに出迎えてくださった。94歳という御高齢でもいまだに草刈りをなさる。本当に植物園を愛していることがよくわかる。

 

 

 

 

薫り高い山百合、ギボウシ、チダケサシ、キスゲ、ノリウツギ、フロックスの花々が咲き乱れていた。レンゲショウマも薄紫色の蕾が膨らんでいた。そろそろ夕闇が迫る頃、一途、軽井沢から霧の中を北軽井沢に向かった。

 

 

 

 

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