北軽井沢プロジェクトのワークショップ　活動内容

2007年11月3日〜4日　ワークショップのご報告

エコロジカルに暮らしたい人集まれ!!
まさにその言葉がぴったりの｢錦秋の北軽井沢オルガネラコテージ暮らし｣を体験してきました。念願だった工事が終わり、母家に広いデッキとドライエリアの半分を占める沈床温室が完成しました。この沈床温室に育苗ケースを置く棚を作って、野生植物の苗を育てます。

私たちのエコロジカル体験

その1　　飲み水:飲料･料理のための水は美しい紅葉続く山道を登って汲む湧水です。

その2　　電気:　太陽光発電システムで明るい秋の夜長の楽しいお喋りタイム。

その3　　洗い物･トイレ洗浄:　地下タンクに貯められた１０ｔの雨水。

その4　　排水:　穴あき管を地下埋設した土壌浄化システム。

その5　　建物:　無垢の国産材、桧と杉だけ、金物を使っていない伝統工法の家、土壁、化学的なものが使われていないので、異臭が全然しない。
広窓から外の景色が建物の中に入ってきました。

その6　　燃やせるものは燃やし、土に返るものは埋めます。しかし燃やせない、埋められないゴミの問題がまだ残っていますが････、

休憩時間に草屋根の上にみんなで寝そべって、澄んだ空・美しい紅葉・ひんやりとした空気を吸っていると、大自然にしっかり包まれている感じがします・・・快感!!

夜にはコテージの外に出て、光輝く満天の星を見ました。天の川がくっきり見えて感激!!

自然の中に建つ、自然の恵みを最大限に生かしたコテージ暮らし、とっても気持ちがいいですよ。ここにいると、地球に良い暮らしをしていること実感できます。

今回の作業｢敷地内の冬支度｣

建物南側ロックガーデンの向こうに、カラマツ･雑木林の紅葉が広がっています。敷地の南西に浅間山、北西には白根山、西から北にかけては収穫を終えたばかりの野菜畑。雄大で気持ちのよい、とても美しい景色の中にコテージはあります。

ここの敷地の冬支度が今回の作業です。敷地まわりの雑草を鎌でバシバシ刈り、ロックガーデンまわりの園路の雑草対策に、掃き集めたカラマツの落ち葉を敷き詰めました。桑の木の剪定、落ち葉を集めて腐葉土作り、ギコギコ、チョキチョキ、バサバサ・ドサッ、気持ちのよい音があちこちで響き、前日からはじまった作業も二日目の4時頃には、すっかり「庭の冬支度」が整いました。普段使わない筋肉を使って頑張った甲斐がありました。(笑)　みんなでホッ!!　

来年の春には、お花いっぱい、雑草少しを夢見て、コテージを後にしました。

沈床温室

ボタンズル

木のアーチ

落ち葉集め