カイヅカイブキは、ヒノキ科の常緑針葉樹で、生垣あるいは列植として使われ、住宅地では最も多く見かけることのできる生垣の一種である。洋風のイメージを持ち、性質も強健で、耐潮性、耐煙性、耐寒性などにも優れることから、ニュータウンの建売住宅や建替えで洋風の住宅になった家など、一時は大量に使われていた。 生垣としては刈り込んで整形に仕立てるが、列植として枝が巻上がるように作られたものは、ゴッホの絵を想わせる迫力のある樹形となっているのを見る。 ナシやリンゴなどのバラ科の果樹の生産地周辺では、赤星病が伝染するために、自治体で植栽しないように指導している地域があるので、注意する必要がある。
植栽分布は北海道まで可能である。
杉並永福町 12月
鎌倉 10月
杉並和泉 1月
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