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よしい 里山農学校 EN農クラブ moles

活動報告
2004年
12月12日(日)

玉ねぎの植え付けのお手伝いをするため、群馬県吉井町の平井農場さんを訪れました。参加者2名でした。

 9時すぎに到着し、さっそく植え付けに取り掛かりました。目の前の水田の裏作として玉ねぎを植えます。すでに雑草対策の生分解性黒マルチがかかっています。黒マルチには、2センチほどの穴が横に7列ずつ空けられていて、そこにお箸くらいの大きさの玉ねぎの苗を1本1本植えていきます。

  平井さんから、竹の棒を使って玉ねぎの根を穴の中に押し込んだ方が早いと教えてもらい、そのやり方でやってみると、すいすいと植えられました。苗を植えたら、マルチが風で飛ばされないようにしっかり土を鍬でかけて完了です。この地域は、「かかあ殿下とからっ風」という言葉があるほど、風が強いのだとか。

 昼食は奥さんのおいしい手料理で、飼われている豚の肩ロースを特製のタレで焼いた焼肉や、採れたてのサニーレタスやセロリなどの野菜、自家製のしいたけとだいこんの煮物、自生の自然薯など、どれもとても美味しかったです。

 午後からは別の畑に、玉ねぎを植えつけました。苗採りは苗が植わっている土をフォークで崩して、根が切れないよう抜き取ります。根はそのままだと長いので、3分の1くらいを残して、はさみでカットし、植え付けします。植え付けは前かがみの姿勢なので、だんだんと腰が痛くなってきました。しかし平井さんの動きはまったく無駄がなく、冷たい風の中もくもくと作業しています。たまねぎ植え込みの予定は全て終了。私達でも役に立てたよろこびをかみしめました。

 収穫は6月ごろとのこと。ちゃんと育ってくれるか、楽しみであり、やや不安だと話しながら、帰宅の途につきました。