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よしい 里山農学校 EN農クラブ moles

活動報告
2005年
6月18日(土)
 〜19日(日)

ワークショップ:米作り(2) 田植え

無農薬の米作りワークショップで前半のメインイベント、田植えを6月18日、19日の2日間で行いました。参加者は大人12名、子供4名と大人数で、わいわい楽しく行いました。

 約1ヶ月前に種を蒔いた苗は、20センチほどの大きさに元気に成長しています。うるち米の発芽率はまずまずとのことで一安心。しかし、もち米は、温湯処理の時間が長すぎたためか、残念ながら発芽率がよくありませんでした。もち米の方が、熱にやや弱いそうです。ちょっとした温度と時間の違いで発芽率が悪くなってしまう点に難しさを実感しました。

  平井さんが2日前に代かきをしてくださった田んぼに、田植え機で苗を植えていきます。苗がうまく植わらなかったところや、田植え機では植えられない田んぼの端の方を、参加者が手で植えていきました。
  皆で裸足になって田んぼに入り、苗の把を片手に、2・3苗ずつ順に植えます。田んぼの感触は、とても柔らかくて気持ちのよいものでした。聞くところによると、田んぼに裸足で入ると体内の毒素が排出されるので、1年に1回くらいは入るといいとのこと。まあ、そうでなくとも、平井農場に来た人は、体も気持ちも解放的になり、元気になったとよく言います。4反ほどの広さの田んぼを、だいたい半日で植え終わることができました。

 昼食は、お祝いのお赤飯をいただきながら、有機農業の話で盛り上がりました。

 

一休みしてから、午後の作業、米ぬか振りです。バケツに米ぬかを入れて、1枚の田んぼにだいたい3体くらい蒔いていきます。米ぬかを振ることで、光を遮断させたり、微生物が一時的に急増するので水中を酸素欠乏の状態にして、雑草の芽が出るのを防ぐことができるといいます。

 1日目の作業はこれで終了し、近くの温泉へ。一日の汗を流し、夕飯を食べた後、100万人のキャンドルナイト期間ということもあり、ろうそくの光のもとで、お酒を飲みながら、ゆっくりと語らいを楽しみました。

 

 2日目の午前中は、ニラ、キャベツ、大根、ブロッコリーなど、野菜出荷のお手伝い。袋詰めは、何度やっても簡単なようでとても難しいのです。お昼は皆でカレーライスを作って、お腹いっぱいに。日中はもうだいぶ暑いので、3時ごろまでのんびりとしました。

 

 日差しがやや弱くなってきたなというころ、最後の作業、トマトの支柱立てを行いました。50m×20mくらいの広〜い畑一面に、トマトの苗が植えられています。その畝の両側に高さ2メートルくらいの支柱を立て、ネットを張っていきました。4列ほど終わったところで、終了。

慣れない農作業で、最後はみんなとても疲れましたが、充実した2日間でした。