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よしい 里山農学校 EN農クラブ moles

活動報告
2005年
7月3日(日)

ワークショップ:米作り(3)
田んぼの除草
大豆の種まき、モロヘイヤの植え付け

田植えから2週間が経ち、田んぼの除草が始まりました。今回の参加者は、HさんMちゃん、Kさん、中澤。天気は一日曇りで、半袖だとちょっと肌寒いくらいの陽気で、絶好の仕事日和でした。


田植え2週間後の様子

  今年は米ぬかがよく効いて、雑草はそれほど出ていないということで、一安心です。でも、水深が浅い部分は土面まで光が届き、酸素もあるので、種が発芽しやすく、コナギがわさわさと出ていました。これをそのまま放置しておくと、あっという間に田んぼを覆いつくして、稲に必要な栄養まで吸ってしまうそうです。早いうちに、対処するに越したことはありません。

除草は、八反転がしという道具を使ってやりました。稲と稲の株間に八反転がしを置き、ぐいぐい手で押しながら進んでいきます。八反転がしのローラーが泥をかき回して、生えている雑草を鋤き込んでいく仕組みです。これだと地面に這いつくばって手でかき回すよりも何倍も早く、楽に作業ができます。エンジンを使った大きな農業機械も必要だと思いますが、こういうシンプルで洗練された技術を、もっと磨いていくことも大切だと思います。

午前中は、田んぼ2枚分の除草を終えて終了。お昼を食べ、たっぷり休憩をとり、午後の作業に入ります。


 まず、大豆の種まきから。畝間を80センチくらい取って、黒大豆を3粒ずつ、40センチ間隔で植えていきます。今年の味噌作りは、この大豆を使って作る予定。ちゃんと収穫できるといいですね。
 その後、モロヘイヤの植え付けも行いました。モロヘイヤは夏に栽培できる数少ない葉菜の1つで、重宝されています。15センチくらいに育った株を、だいたい45センチ間隔くらいで植えつけていきます。これは、1ヶ月もしないうちに、収穫できるそうです。一日しっかり働いて、18時過ぎに終了しました。