活動報告 | |||||
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2006年 6月4日(日) |
ワークショップ
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大きな雌花 |
雌花が咲いたキウイ園の様子 |
受粉作業は、人工授粉で行いました。虫や風に頼る受粉方法も考えられるのですが、お借りしているキウイ園に雄木がないこと(キウイは、雄と雌が別々の木になる雌雄異株です)、それから確実に受粉させたいので、ちょっと大変ですが、人間が1つ1つ花粉を付けていく人工授粉としました。
さて、受粉作業の流れですが、事前に雄木から雄花を取って、雌花の花粉を集めておきます(雄花は、雌花よりちょっと早く、だいたい2・3日前から咲き始める)。それを受粉用の綿棒(受粉棒。水鳥の羽で出来ている)につけて、雌花の柱頭にポン、ポンとつけていきます。これで付いているのかなと思うくらい、軽くタッチする感じで、リズミカルに行います。参加者7名で分担したこともあり、あっという間に1時間程度で終わりました。
受粉後、茶色くなった雌花 |
雄花の花粉と綿棒 |
開花のピークは、3日くらい後になるとのこと。雌花は、開花してから、3日・4日で受粉能力が無くなってしまうので、今週1週間は、毎日受粉を行います。うまく受粉すると、雌しべが茶色くなるので、受粉できたかどうか、すぐに分かるそう。雨が降ると受粉しにくい(作業もやりづらい)とのことなので、これから1週間、天気に気を揉むことになりそうです。