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よしい 里山農学校 EN農クラブ moles

活動報告
2006年
6月25日(日)

ワークショップ
有機野菜教室:第四回≪トマトの剪定と誘引、筍芋の除草≫

 だんだんと暑さが増してくるとともに、きゅうり、ナスなどの夏野菜が出来てきました。果菜類(実を食べる野菜)は、これから毎日収穫しながら、剪定や追肥をして、お世話をすることになります。

  さて、午前中は、トマトの剪定と誘引を行いました。既に、青々とした大きなトマトが鈴なりになっていて、見るからにおいしそうです。これがあと2、3週間もすれば、赤々とした実になるんですね。今回の剪定では、主枝以外のわき芽を慎重に欠きながら、枯れた葉を丁寧に落としました。こうしてやることで、栄養が主枝とその実に行くので、成長の勢いが良くなるそうです。
 余談ですが、トマトの枝は香りが非常に強く、剪定はさみで切ると、青々とした芳香が鼻に広がり、なんだかリフレッシュできました。また、わき芽も食べられるそうで、お昼に、剪定したわき芽を天ぷらにしましたが、思ったよりも癖がなく、なかなかの味でした。

 

  ゆっくり休憩した後、午後は、筍芋(里芋)の除草を行いました。筍芋というのは、里芋の一種で、筍のような大きさと姿形(色合い)をしています。皮を剥くときにヌメヌメしていないので調理がしやすく、味はほくほくしておいしいという、平井農場の野菜の中でも特にお薦めの野菜の一つです。
 5月初旬に植えつけて、30センチくらいに成長している筍芋の周りの雑草を、三角ほうなどの草削りを使って、慎重に根を切っていきます。こういった道具も、慣れないと扱いが難しく、雑草の根が切れていないと意味がないし、また、筍芋の近くに寄りすぎると、肝心の筍芋の茎を切ってしまったりするので、ゆっくりと慎重に行いました。

夕方5時くらいにひととおり終了。近くの温泉に行き、さっぱりしてから、帰宅の途に着きました。