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よしい 里山農学校 EN農クラブ moles

活動報告

2006年
7月9日(日)

ワークショップ
キウイ教室:第五回≪追肥≫教室

 またしても、雨の中での作業となりました。どうも、キウイ教室を開催するときは、雨のことが多いんですね。開花期間中の1週間も雨が多く、うまく受粉したかどうか心配だったのですが、2枚あるうちの上のキウイ園の方は、まずまず順調に果実が生っていて、一安心です。鈴なりのキウイの姿は感動的です。

  キウイは、この時期、急速に果実を大きくします。既に、収穫時のだいたい7割程度の大きさに成長していて、その成長の早さにびっくりです。それからもう一つ驚いたのが、葉の茂り方のすごさです。キウイの棚の下に入ってみると、かなり薄暗くなっていて、しかも新梢が伸びて蔓となり、絡まり合っていて、まるでジャングルのようになりつつありました。

 受粉が終わって、一安心しているうちに、キウイの生育が勢いを増し、剪定(摘芯・芽かき)が遅れてしまったのでした。(本来であれば、受粉後、すぐに剪定を行い、蔓を絡ませないように手入れをするとのこと。一旦、絡まってしまうと、剪定を行うのが大変なので、その前に終わらせるのがポイントだそうです)

 剪定を早めにやらなくてはと思いつつ、気を取り直して、今回は取り急ぎ、追肥を行いました。キウイの株もと1メートルくらいのところに、ぼかし肥を蒔き、軽く土と混ぜ合わせてやります。この時期の追肥は、果実を大きく、甘くさせるための栄養源となります。与える量としては、年間施肥量のだいたい2割くらいを与えるのが目安だそう。収穫まで、あと4ヶ月。じっくり栄養を蓄えた甘いキウイに期待です。