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よしい 里山農学校 EN農クラブ moles

活動報告
2006年
8月6日(日)

ワークショップ
キウイ教室:第六回≪夏の剪定≫

   だいぶ時期が遅れてしまいましたが、今回、ようやく夏の剪定作業を行いました。先月初めの時点で、新梢が伸びて蔓となり、ところどころで絡まり合って、薄暗くジャングルのようになりつつあったので、管理人が、毎週1日くらいずつ剪定を進めて、あと半分くらいの面積が残っていました。

 夏の剪定作業のポイントとしては、大きく2つあります。蔓になって絡み合わないように絡まりあう手前で切るということと、徒長枝と呼ばれる、幹の根元や太い枝の上面から空に向かって伸びていくような無駄な枝を切る(実がつかず、栄養分を使っているだけなので)ということです。

 そうすることで、太陽の光が葉によくあたるようになり、今年、実がついた新梢に、充実した葉(大きて緑色が濃い)を残せるため、来年、よい新芽を出すことができるということと、今年の実にも、太陽の光がよくあたるようになりるので、甘い実を生らせることができるそうです。

   既に絡まりあってしまっているので、落としてもいい枝かの判断が難しく、また有用な葉を落とさないように注意しながら剪定をするため、なかなか作業がはかどりません。農業は、早め早めに手を入れられれば、時間も労力も掛からずに効率的になるといことを、今回、改めて実感しました。それでも、皆で一日作業をして、ほぼ剪定を終えることができました。ひとまず、夏の大変な作業が一段落し、いよいよ収穫が見えてきました。

 

 

剪定後のキウイ畑のようす