ワークショップ
有機野菜教室:第六回≪長ネギの除草≫
今回は、最高気温が25度に達せず、秋のような涼しさを感じさせる中での作業となりました。作業内容は、長ネギの除草です。3月上旬に種をまき、4月中旬に植え付けてから、ほぼ毎月、除草を行ってきて、今回が5回目となります。長ネギの栽培は、まさに夏の雑草との戦いです。
出荷まであと1ヶ月ほどの大きさ(60センチ程度)まで成長した長ネギの株元に寄り添うようにして、これまた大きく成長したヒエなどの雑草が生えていました。これを鎌などを使いながら、手で除草していきます。
雑草がしっかり根が張っているので、刈る(抜く)のに力がいるのと、なにしろ「サク」が50メートルくらいあるので、やってもやっても「ひとサク」が終わらない感じがして、かなり大変な作業でした。それでも、お昼休み、そしておやつの小休憩を取りながら、一日かかって、約5畝くらいの広さの除草を終えることが出来ました。
長ネギの除草
(雑草が一輪車に山盛り)
除草した雑草は、一輪車に乗せて、畑の端に運んで、一まとめにしておきます。そうしておかないと、仮に翌日雨が降ったりすると、せっかく刈った雑草の根がまたついてしまうのです。雑草を運んで畝間がきれいになったら、ぼかし肥を軽く振り、追肥をして、その後、管理機で土寄せします。これで、再度ネギの生育を促して、白い部分を長くした後、収穫できるようになるとのこと。
長ネギは、生育がゆっくりしていて、夏の間は毎月、除草をしなければなりません。参加者からは、今回、夏の除草の大変さを体験して、長ネギを見る目が変わったとのコメントもありました。参加者の皆さま、ご苦労さまでした。 |