4月10日(土)1時〜4時30分
春うらら中央線三鷹駅から吉祥寺駅まで玉川上水沿いの生垣を観察しました。
建て替えと街の整備によって古い年代の生垣は少なかったのですが、緑にたいする意識の高い街で歩いていて大変気持ちの良さを感じます。ウバメガシの珍しい刈り込みや 昔の農家を思わせる敷地囲い、山本有三記念館、モッコウバラの家、茶室のある井心亭を見学しました。須長団長の見方では、元々はツゲの生垣が主流の土地柄のようです。
季節柄で印象的だったのが新芽のドウダンツツジで、生垣としては大きなボリュームながら隙間が多いため軽やかで、洋風のヒマラヤスギにも和風の赤松にもうすい黄緑色が良くマッチして、春のさわやかさを演出していました。何十メートルも続いていると萌葱色のやわらかな雲の中にいるようで、歩きながら本当に眠くなります。
玉川上水沿いは歩道のベンチを生垣で囲ったり、ガードレールをツタで緑化したり、緑で街を再生する試みが成功に向かっているのを、散歩を楽しむ人々の多さから感じることが出来ます。以前の殺風景な三鷹を知っている筆者は、大げさな施設の建設でなく、緑を元にした身近な環境整備での心地よい街並み造りに共感を覚えながらの好日でした。
何処までも続くドウダンツツジ |
ヒマラヤスギとドウダンツツジ |
井心亭 |
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緑のベンチ |
ツゲの生垣と木戸 |
直線のツゲと丸いツツジ |
庭木も生垣もウバメガシ |
モッコウバラの家 見学風景 |
モッコウバラの家 |
吉祥寺の山吹 |
洋風切り妻の民家 |
山本有三記念館 |
スタジオジプリの芝屋根 |