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よしい 里山農学校 EN農クラブ moles

活動報告

2006年
7月9日(日)

ワークショップ
有機米教室:第三回≪田の草取り(1回目)≫

 田植えから3週間が経ち、稲はすくすくと順調に生育しています。今年は、米ぬかの効きが今ひとつで、畝間に雑草(主に、ヒエ、コナギ、オモダカ)がぽつぽつと出始めてきました。田の草取りを行うには、ちょうどいいタイミングです。

  田の草取りは、八反転がしという道具を使って行います。稲と稲の株間に八反転がしのローラー部分を置き、泥の中に雑草を鋤きこんでいきます。(詳しい説明は、昨年のご報告をご覧ください。)こうすることによって、雑草は泥の中に埋め込まれて呼吸ができなくなり、窒息してしまいます。これを行う際のポイントとしては、あらかじめ田んぼの水を抜いておくことだそう。しっかりと泥の中へ鋤きこむことができます。

 

 八反転がしで畝間の除草が片付いたら、続いて、稲と稲の株の間の除草を行いました。ここは、八反転がしで出来ない部分なので、手作業で行いました。中腰になって、手で泥を掻くようにして雑草の根を切って、泥の中に鋤きこんでいく感じです。田んぼのぬかるみに足を取られるので、なかなか大変な作業ですが、今回は7〜8名の人数がいたので、約4畝の田んぼは、午前中、あっという間に除草が完了しました。

 田の草取りは、8月のお盆に入るまでに3回程度できれば、雑草はまず間違いなく退治できるとのこと。お盆のころには稲が十分に生育して、ほとんど隙間がなくなるので、雑草は生きられないそうです。ここがちゃんと収穫できるかの分かれ目なので、次回も頑張りましょう〜。