事業経緯
2008年3月に活動終了しました
「私たち『緑の家学校』は、川崎市との協働による川崎区富士見公園の環境整備計画にかかわってきました。計画つくりは、約一年間、近隣住民の方々による市民参加型のワークショップを基盤に行なわれました。
様々な計画案にできうる限りのエコロジカルな提案を盛り込み、地球環境に良いというだけでなく、老いも若きも、金持ちも貧乏な方も、障害者も健常者も、みんなが自分たちで運営できて、楽しめ、癒される公園をつくれればと考えています。
環境整備された良好な市民公園という核をつくることによって、人と人のつながりが切れてしまっている都市のコミュニティーを呼び戻すことができるのではと考えました。その仕掛けづくりに、私たちNPOの役割があると考えました。
これまでの流れ
○川崎市新総合計画 〜川崎再生フロンティアプラン〜
・平成17年3月に策定されました。「活力とうるおいのあるまちをどのように育て、運営していくか」という視点から策定されました。重点戦略プランとして、「憩いとうるおいの環境づくり」という具体のプログラムがあります。そのなかで「魅力ある公園緑地の整備」として、生田緑地、等々力緑地、東扇島東緑地とともに「富士見公園周辺地区の整備」が上げられています。
○富士見公園整備の流れ
平成8年度にテニスコートが改修されて以降、富士見公園では以下のとおり周辺整備が行われております。
1.周辺の住宅地に開かれた安全で安心して使える公園の整備
(競輪場移転までの段階的対応)
- 中学校建替えと併せた富士見球場及び周辺整備(平成11年度)
(学校校庭と公園施設の一体共同利用)
(南側歩行者空間の創出)
(近隣住民用花壇の設置)
(防災水槽の設置)
- 川崎球場改修と併せた周辺整備(平成12年度)
(南側歩行者空間の創出)
- 公団住宅開発と併せた公園整備(平成14年度)
(プール、テニスコート周りの公園内通路整備)
(プール外周の整備)
(県立図書館隣接地の改修と産業遺産の設置)
2.今回のワークショップ(平成17年度)
(競輪場施設、公園施設を活用したホームレス自立支援と公園の適正利用)
(歩行者空間の整備)
3.環境整備(平成18年度) |