施設案内清水池;かってこの場所が池であった事をしのんで、小さいけれど池を作りました。このコミュニティガーデンがビオトープとして機能するために大切な池です。水道水ですが、めだかも放し、トンボやサギやカルガモの親子もやってきます。アサザやクレソンも生えています。かっての清水池に生えていた川崎区由来の植物が育っていくことでしょう。 田圃;天然の池のような形の田圃が三つあります。清水池から水を引き込んで棚田のように段々になった田圃です。2007年5月12日に宮前小学校の親子さん達と一緒に田植えをしました。台風が心配です。農家の苦労がちょっぴりわかるようになりました。 畑;コミュニティガーデンのメインストリートに沿って湾曲した畑と南側垣根に隣接した三角形の畑があります。全部で六ヶ所あります。四季を通じて、色々な野菜が有機無農薬で作られています。よくある市民農園と違って、この畑を通じて、ここを訪れる人や広くは川崎市民に町の中にある安全で、健康的 なしかも食べることの出来る緑の空間の作り方をデモンストレーションしています。ここで働く方々は環境によいことを野菜つくりを通して行うモデルボランティとして育成されています。 花卉;メインストリートを挟んで、畑の反対側にある大きな少し盛り上がった丘のような場所です。春に美しく咲く桜の大木が目印です。季節季節にたくさんの花が咲き誇っています。イングリッシュボーダーガーデンあり、ロックガーデンありで、小道が縦横に廻っていて、次々と花の景色が変わっていきます 。ここも有機無農薬で苗を育て、富士見公園全体の花壇に花を植えていきます。 パーゴラ;大きなイチョウの植わった小広場に隣接しています。ここでは大きなテーブルとイスがあり、お弁当を広げる人、お茶を飲む人、休憩している人でいつもだれかがいます。地元の川崎区の方々にもっともっと利用していただきたいと思います。。ボランティアさん達の集まりやちょっとした講習会もここで 開かれます。 薬草園;メインストリートのどんつまり、管理小屋の前、小さく区画された8箇所の花壇があります。ここは有用植物、民間薬植物、漢方薬植物、ハーブ、香りの植物、染料植物、ロックガーデンで育つ薬用植物、水生の薬用植物が育てられています。効能や利用方法が分かるネームプレートがついて、誰でも植物に 対する興味が刺激され、薬用植物の知識が身につきます。 管理小屋;急勾配の切妻屋根のかわいい建物です。正面の壁にはこのコミュニティガーデンで使われているエコ資材や有機無農薬に関する資料、安全な病害虫防除材等が展示されています。 バックヤード;メインストリート奥には堆肥や腐葉土を作る為の堆肥所が全部で6箇所あります。また、宮前小学校の給食残渣を堆肥化する機械も設置されています。コミュニティガーデンの土を豊かにするために秋には富士見公園の枯葉を集めて、たくさんの腐葉土と堆肥を作ります。 |