緑の家学校

・化学物質過敏症ってどんな病気？

普通に生活している環境で、有害な化学物質にほんのわずかにでも接することで健康に障害が起きる病気を化学物質過敏症といいます。

一般にはあまり聞きなれないこの病気が登場し始めたのは、ここ数十年で私達の食品や家庭用品に化学物質があふれるようになったからです。

	屋外空気農薬・工場や焼却場からの排煙・自動車の排気ガス

食品インスタント食品・加工食品・残留農薬のある野菜・食品添加物（甘味料、着色料、保存料など）		室内空気塗料・接着剤・カーテンの防炎剤・畳やじゅうたんの防虫加工剤・ビニール壁紙の・可塑剤

	家庭生活プラスチック製品・医薬品・化粧品・家庭用化学薬品（防虫剤、殺虫剤）・合成洗剤、電磁波

・化学物質過敏症による症状

目	なみだ目・ドライアイ・カスミ目・疲れ目・白内障・めまい・立ちくらみ、など
耳	耳なり・耳閉感・難聴など
のど、口	口内のただれ・のどの痛み・唾液がでない（又は多く出る）味覚がなくなる、など
鼻	鼻水・鼻づまり・鼻が痛む・蓄膿症、など
神経障害	頭痛・睡眠障害
精神的障害	そう及びうつ状態・恐慌発作・性的障害・拒食・偏食・過食、など
心臓、血管	不整脈・失神・血管炎・高血圧、など
血液	赤血球や白血球の減少・貧血など
皮膚	じんま疹・アトピー性皮膚炎など
その他	慢性疲労・食欲不振・ぜんそく・腎機能障害・関節痛など